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ツイッターがバズるとどうなるか?フォロワー数の影響やバズるコツなど弁護士が解説

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Twitterが久しぶりにバズったので(というか、このレベルは初めて)、バズるとどのようなことが起きるのか、フォロワー数などが増えるのかも含めて、僕が体験したことを皆さんに共有したいと思います。

後付のようで申し訳ないですが、今回ばかりは少し狙ってバズらせることができたので、併せてバズるツイートのコツなんかも含めて記してみます。

 

 

バズったツイートはどんな内容なのか

バズったツイートはこちらになります。

 

リツイート数は3万を超え、インプレッション数も800万を超えており、かなりバズったと言っても差し支えないだろうと思います。

そして、今回のツイートは投稿をぶら下げる形での連投という形式をとっており、それらのツイートがほとんどリツイート数3000を超えるくらいに至っているので、全部を合わせるとツイッターの利用者のかなりの多くの人が目にしたと言えます。

 

当該ツイート投稿当時は、ツイバズによると日本で6番目の勢い(時速リツイート数)でした。

これだけバズると一体何が起きるのか。

フォロワー数はどれだけ増えるのか、またその他どのような事が起きるのか、そしてツイートをバズらせるために何らかのコツや方法などがあるのかも含めてあなたにお話していきたいと思います。

フォロワー数の変化と傾向と対策

フォロワー数はざっくり3200人から6400人くらいまでに増えたので単純に倍になりました。

該当ツイート投稿から5日位でこれだけフォロワー数が増えたので比較的短期間で多くの人にフォローをしてもらえたと言えます。

ただし、ツイートをバズらせれば、必ずフォロワーが爆増するのかというとそんなことはありません。

この投稿を見た人がフォローに至るのは、

投稿を見る→プロフィールを見てみる→いくつか投稿内容を見る→今後の投稿に期待できそうならフォロー

という流れになります。

アナリティクスを見てもらえればわかると思いますが、ツイートを見てから直接フォローに至った人はわずか23人しかおりません。

この23人も既に僕のことを認識していた人ではないかと推察されます。

なので、フォロワー数を増やすのに大切なことは、ツイートをバズらせることもそうですが、それとともにプロフィール欄を充実させることおよびそれに関連するいくつかのツイートも今後に期待できる要素が必要になります。

自分が何者なのか伝えることができ、このアカウントをフォローするとこの先どんな情報が得られるのかをなんとなく想像させることができる記載をプロフィール欄にすることが大切ということです。

簡単に言うと、「23年間恋人ナシ現在募集中」というプロフィールよりは、「23年間恋人ナシ今後彼女を作るための活動を発信中」というプロフィールのほうが、今後見守りたくなりフォローをされやすくなります。

これに加えて彼女を作るための活動状況などがあるといいでしょう。

そういうわけなので、定期的にセクシー画像を投稿している女性などは圧倒的に有利になります。

本来ツイッターでバズったらそれに合わせて、今後も似たようなものを発信しますよということをわかってもらえるプロフィールがいいということになりますが、僕の場合は、プロフィールに合わせて専門分野で勝負するという逆の方法を取りました。

そのほうが自分の価値を損なわないかなとも思われたからです。

逆に、ネタ画像など一発屋みたいな投稿はあまりフォロワー数に結びつけにくいと思います。

仮にネタ画像がバズったら、プロフィール欄を急遽「定期的におもしろ画像を投稿しております」などと変えるといいかもしれません。

 

フォロワー数が増える以外に何が起きたのか

僕は今回のツイートの前に下記のようなツイートが軽くバズっております。

 こちらのツイートの効果もあるのですが、僕の場合はTwitterがバズってから本当に多くの取材を受けました。

主な内容は、書込み者からの相談が増えたのは本当かということと、誹謗中傷と批判の違いを詳しく解説してくれという内容です。

これまで、毎日新聞アエラ、Abemaテレビ、プレイボーイ、テレビ朝日、その他数多く取材を受けましたが、なんとNHKに生出演で解説するということまで体験しました。

 このようにTwitterでバズると圧倒的にメディアに露出する機会が増えます。

ちなみに最近のツイートはこんな感じで200ツイートで1800万インプレッションを超えているため、メディアだけでなくTwitter上でも露出が増え、結構僕の投稿を一度は目にしたことがある人が多いと言えるでしょう。

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また、バズったツイートにYouTubeの動画をぶら下げたところこちらもそこそこバズり、動画の再生も今日時点で7000回を超え、そのほとんどがTwitterからの流入となっております。

これに加えて、僕が代表を務める弁護士法人ではネット上の誹謗中傷対策をメインとしておりますが、Twitter経由での問合せの数も相当数増えております。

 

ツイートがバズるための方法とは

Twitterがバズっただけで露出度が増えたり、仕事が増えたりすることは伝わったかと思いますが、ではどうやってツイートを狙ってバズらせることができるのかを今回のツイート投稿する上でどの辺りを狙ったかなどを踏まえてお伝えします。

今回は木村花さんの死を契機に誹謗中傷問題が多く取り上げられました。

木村花さんの死をキッカケにこれまでに比べて、「自分の書き込みが誹謗中傷に該当するのか判断をしてくれ」という 相談が増えたので、そのことをツイートしたところ思いのほか注目されました。

そこで、世間が誹謗中傷問題にかなり関心があることは理解できました。

しかし、一方で誹謗中傷が悪いという世間の流れに対して、いや何でもかんでも誹謗中傷にくくりつけてしまうと正当な批判までができなくなってしまうと危惧しました。

そこでまずはこの問題を自分の中で整理をするために、誹謗中傷と批判の区別を本ブログとYouTubeに投稿しました。

www.fujiyoshi-net.jp

そして、フォロワー数が多い友人の連投系のツイートはバズりやすいというアドバイスに従い、この構成を取りながら誹謗中傷と批判の区別を試みました。

ただ、この際気をつけたのが、誹謗中傷は悪いという流れに対して一石を投じることです。

これが真っ当な批判ができなくなることを危惧するというツイートが生まれた流れになります。

今までの経験上明らかなのですが、世間の流れと反対の意見を説得的に書くと比較的注目されやすいという傾向もあります。

渡部建さんの不倫問題が世間を賑わせていますが、擁護するようなことを説得的に書いてみると比較的伸びるかもしれませんね。

そして、初動に勢いをつけるために、フォロワー数が多い知人何人かに頼んでこのツイートをリツイートをしてもらいました。

初動は結構大事だと思います。

また、今回僕のツイートは比較的好意的な発言が多かったのも特徴です。

まあ、誹謗中傷問題を論じているため誹謗中傷しにくいという側面もあるとは思いますが笑。

基本的には、賛否が分かれる議論の対象になるものが伸びる印象ですが、今回はそうとはなりませんでした。

むしろ、多くの共感を呼んだのが結果的にバズりに繋がったようです。

 

まとめ

  • ツイート内容がバズったらプロフィール欄を充実させることでフォロワー数が増える
  • Twitterでバズると場合によっては取材が殺到する
  • 大きく共感を呼ぶツイートは伸びる
  • 時には世間の流れとは反対意見を投じることも必要